社会保険未加入業者の締め出し

昨今、経営審査時など社会保険未加入での技術者登録が出来ない等、評点に与える影響が大きくなっているのは周知のとおりですが、平成24年9月に国交省より正式に平成29年4月までに社会保険加入100%を目指す旨が通達されました。

社会保険料の会社負担が大きい為、現在は加入しているものの技術者のみといった事業所も多いのではないでしょうか。

従業員数の少ない所が全員、社会保険に加入した場合に保険料負担で会社が立ち行かなくなるといった意見をよく聞きます。

国いわく「建設業が若者に人気が無いのは、給料が安く社会保障すら受けられないから」とのことで、技術者の待遇改善が目的のようです。

小さい会社は苦肉の策で給料を安くして保険料負担を抑える。なんていう逆効果にならなければよいのですが。