活況だった石巻市の建設業界もいよいよ、景気反転の兆しを見せてきています。
震災以降、増え続けていた建設予算も平成26年度見通しは微減ではあるもののマイナイス転換しました。
入札等にしても、失格者が増えるなど競争が激化してきています。
また、震災前の厳しい経営環境に戻って行きつつあります。
好景気真っ只中に身を置いていると気づきませんが、大手建設業界の人員は震災等に関係なく、減少していく一方です。
その数字は、ピークの平成6年から比べると、実に40%減少しています。
これは、中小企業関係なく建設業界の右肩下がりを暗示しています。
個人的見解ですが、平成30年ごろを目途にかなり厳しい環境に戻るものと思われます。
これからは、中小企業も生き残りをかけた技術力・競争力向上に力を注ぐ一方、本業以外の営業利益を稼げる事業転換も必要になってくるのではないでしょうか。
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